サプリメントつれづれ日記 第二十八段

サプリメントつれづれ日記 第二十八段

諒闇の年ばかり哀れなる事はあらじ。
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なんの生き甲斐もなく、ただ生きているだけで良いのだったら、それは豚の人生と同じであり、人間として産まれてくる必要はなかった。ボディビルダーとして命を懸けていた昔もそう思っていたし、今でも可能な限り自分の能力を社会に還元し、何らかの足跡を残していきたいと思っている。

残念なことに道半ばで倒れてしまう仲間もいて、その原因の多くが心臓血管系の疾患のようだ。実は戸籍上、筆者は次男であり、長男は私が産まれる前に心臓疾患で他界している。そのため、筆者も何らかの遺伝的弱点を抱えているかもしれない。

こんな事情もあって、いろいろ気を遣っているわけだが、さて心臓血管系疾患を予防するための栄養面におけるポイントは何であろうか。ここでは筆者の考える五大サプリメントを挙げておこう。

1. マグネシウム
2. タウリン
3. EPA
4. カルニチン
5. 還元型CoQ10

マグネシウムとタウリンは「リラックス」させるとともにプラーク形成阻害や血圧の低下に効果があり、EPAは血小板凝集抑制作用や血栓の予防、レゾルビンによる炎症抑制作用が期待できる。
カルニチンと還元型CoQ10は言うまでもなく心筋のエネルギー補給に必要であるとともに心筋バイアビリティを改善し、抗酸化リサイクル作用が大いに健康レベル改善に貢献してくれる。
この「五大サプリメント」はもちろんビタミンCやビタミンEが十分に摂取されている場合の話であり、それらが不足しないよう注意するとともに、ホモシステインを低下させたり、ニンニクを中心としたさまざまなハーブ類にも目を向けたりもしていきたいところである。

なお、道半ばで倒れてしまった仲間たちに共通することとして、「体重を増やし過ぎたとともに、あまり歩かなかった」というものが挙げられそうだ。耐糖能異常のある人9306名を対象に調査したところ、毎日2000歩多く歩くようにすることによって、心臓血管系疾患のリスクを8%減少させることができている。(※)



Association between change in daily ambulatory activity and cardiovascular events in people with impaired glucose tolerance (NAVIGATOR trial): a cohort analysis
Lancet. 2014;383:1059-1066.


山本 義徳

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