バルクアップのためのTIPS Part 25

バルクアップのためのTIPS  Part 25

バルクアップのための心構えを毎月5点ずつ、紹介していきます。その内訳は次の通り。

1. トレーニング
2. 食事
3. サプリメント
4. 休養
5. その他
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1. 重力ベクトルと筋繊維の走行方向を意識せよ!
フリーウェイトエクササイズの場合、重力の沿直線方向に負荷がかかる。つまり垂直方向ということだ。そのためベンチプレスやスクワット、サイドレイズなど殆どのエクササイズは垂直方向の軌道である。そして直立した状態において、大腿四頭筋やハムストリングス、上腕二頭筋や上腕三頭筋も、垂直方向に走行している。
しかし大胸筋などは水平方向の走行だ。そのため、大胸筋のエクササイズでは寝て行うことになる。

広背筋や大円筋、僧帽筋はどうであろうか。これらの走行は垂直というより水平方向に近い。そのため、ベントロウのように前傾して行うエクササイズが有効となる。
チンニングやプルダウンでは垂直に動くことになるため、ベクトルがズレてしまう。このような場合は「ワイドグリップ」で行うことにより、力の発揮方向と筋繊維の走行方向を近づけることができるわけだ。
デッドリフトやシュラッグも同様だ。ワイドグリップで行うことで、一味違った刺激を与えることができるだろう。


2. 卵を喰え!
物価の優等生と呼ばれる卵は、プロテインスコア100の優秀なタンパク源である。ビタミンC以外の栄養素をふんだんに持っており、消化も良い。
固ゆでにすると消化がゆっくりになるためダイエットに効果的となり、半熟だと消化が早いためバルクアップに効果的となる。

ただし生卵は避けたい。加熱しないことにより、アビジンによるビオチンの破壊、サルモネラの危険、トリプシンインヒビターとなるオボムコイドなどの問題が出てきてしまうのだ。ロッキーの真似もほどほどに。


3. タウリンを摂取せよ!
日本では薬剤として捉えられるため、タウリンはサプリメントとして販売することができない。つまり、それだけ効き目があるわけだ。
具体的には肝臓保護やテストステロン増加、抑制性神経伝達物質、脂肪燃焼促進など。またトレーニングによる筋の炎症を素早く回復させてくれる作用もある。
一日に3~5gくらい摂取することで、トレーニング効果を高めることができるだろう。

4. ホットパックが有効か?
筋肉を温めることで、熱ショックタンパクとカルシニューリンが増加し、筋重量の顕著な増加が認められたというラットでの報告がある。トレーニングした部位をホットパックで温めることが、数年後に流行となるかもしれない。
逆にアイシングした場合、衛星細胞の活性が低下したり、筋タンパク合成が低下したりしたという報告もあるため、少なくともトレーニング直後のアイシングは控えたほうが良いようだ。
なおピッチャーなどが投球後にアイシングを行うのは必要であり、これは炎症を抑えるためである。トレーニングとは目的が違うので注意したい。


5. 日本人だからと言い訳するな!
アーノルドクラシック212で山岸選手が優勝し、アマチュアのミドルクラスで鈴木選手が優勝した。ベンチプレスなども多くの日本人が世界大会で活躍している。「日本人は筋肉が付きにくい」と言い訳する人は、この結果を直視して欲しい。

確かに遺伝子レベルでのハンディはある可能性もある。しかしエピジェネティクスと言って、後天的に遺伝子を修飾する作用が存在することも分かってきており、適切なトレーニングや栄養摂取によって遺伝面での不利は十分に克服できると思われる。

確固たる意志を持って、継続的に努力すること。「日本人だから」などという言い訳をしない強さこそが、成功への道しるべとなるのである。



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