バルクアップのためのTIPS Part 31

バルクアップのためのTIPS  Part 31

バルクアップのための心構えを毎月5点ずつ、紹介していきます。その内訳は次の通り。

1. トレーニング
2. 食事
3. サプリメント
4. 休養
5. その他
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1. ワン・アンド・ア・ハーフを試してみよう!
フルレンジとパーシャルレンジを交互に行うことをワン・アンド・ア・ハーフと呼ぶ。バーベルカールで言えば、フルレンジで1レップやったら、次のレップはハーフレンジで行い、その次はフルレンジで行い・・という要領だ。
この方法が特に有効となるのが、レッグエクステンションである。大腿四頭筋のエクササイズの殆どは、膝関節が伸びきる直前で負荷をかけることができない。しかしレッグエクステンションなら、それができる。
そこでレッグエクステンションではフルの後、ボトムまで下ろし切らずにパーシャルで止め、またトップまで挙げて膝を伸ばし切る。そして次はフルに下ろす。この繰り返しを行うことで、膝関節を伸ばし切る寸前でのレンジにおいて、刺激を強く与えることができるわけだ。


2. クランベリージュースを飲め!
女性の尿路感染症に効果があることで知られるクランベリージュースだが、他の健康面における効果は数多い。
クランベリージュースを毎日2~3杯飲むことにより、HDLコレステロール値が10%改善され、体内の抗酸化活性が121%増加したという。ブルーベリーやビルベリーもそうだが、ベリー類は非常に強い抗酸化作用を持っているのだ。味も良く、毎日飲んで飽きることもない。日本ではコストコで安く買えるが、他ではどうだろうか。


3. タウリンの効果を見逃すな!
日本では医薬品の範疇に入ってしまうためサプリメントとして使えないのが残念だが、それはつまり「効く」ということだ。アミノ酸でこういう例は珍しい。
タウリンにはテストステロンアップ作用、肝臓保護作用、血圧低下作用、筋肉の痙攣防止作用、カルニチンのサポート作用など様々な効果があるが、これは体内においてシステインとメチオニンから合成される。
ホエイを飲んでいればそれなりに材料は摂取できているわけだが、合成のための酵素が不足していたら、やはり体内でのタウリンも足りなくなるわけだ。
一日に3gのタウリンを摂ることで、トレーニングによる筋破壊の指標であるトリメチルヒスチジンが減ったという報告もある。サプリメントとしてまだ摂取したことのない方は、ぜひ試してみて欲しい。


4. 皮膚呼吸なんかしていない
念のため訊いておきますが、まさか皆さん、人間は皮膚呼吸しているなどと思ってないでしょうね?
全身に金粉を塗られて女性が死ぬシーンが「007」にあって、一説にはそれが起源だとされているようだが、ヒトは皮膚呼吸なんて、していないのである。美容関係の宣伝に「皮膚呼吸を妨げないように・・」なんて書いてあったりするが、もちろんインチキだ。

なおダイバーが行うHyperventilationというテクニックがある。ダイブする前に深呼吸を数回行うのだが、それによって長時間、息をこらえることができるのだ。スクワットの途中で息があがってしまうという方は、セットに入る前に深呼吸をすると良い。ただし、やり過ぎは過換気症候群になってしまうので注意である。


5. 絶対量を重視しろ!
HMBを摂ればプロテインは飲まなくても良い。なんていうバカバカしい広告があるようだ。少し前のボディビル雑誌にも「プロテナゲイン」という商品が広告に出ていて、これを数粒飲めばプロテインより効果がある、みたいな宣伝文句で某ジム会長が勧めていたりして大笑いしたことがある。
また、「プロテインは20gでタンパク合成が最大になるので、それ以上飲んでも意味はない」なんていう人もいる。

タンパク質は、材料だ。家を建てるときに、どんな腕の良い大工さんに頼んでも、材料が足りなければ家は建てられない。筋肉を増やすためには、絶対量としてのタンパク質が体重1kgあたり、2gは必要になるのである。
材料の絶対量を確保してこそ、その質を高めていくためにHMBなどを追加する、プロテインを20g(以上)飲む、などの操作がはじめて意味を持ってくるのである。


山本 義徳

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