Precsion EAAの勧め 後編

Precsion EAAの勧め 後編

前編ではEAAを摂取することによってBCAAに期待される筋発達の「シグナル」だけでなく、筋発達のための「材料」をも提供できることを解説した。トレーニングを開始すると即座に筋タンパクは合成されはじめるため(※1)、血中アミノ酸濃度を迅速に高めてくれるEAAはバルクアップのマストアイテムなのである。

ただしEAAならどの商品でも良いというわけではない。特にお勧めしたいのはバーサーカーの「Precision EAA」である。Precision EAAはなぜ他のEAA製品を超えているのか、これから解説していこう。

■最適の配合
Precision EAAに配合されているアミノ酸バランスは数々の研究を基にして、トレーニングの効果を最大に発揮できるように考え出されたものである。
なおトリプトファンを含んでいないEAA製品もあるが、Precision EAAはトリプトファンを十分に含んでおり、トリプトファンに期待されるミオスタチン低下作用や筋タンパク合成促進効果(※2, ※3, ※4, ※5)が大いに期待できる。

■シトルリン配合
Precision EAAにはEAAに加えてシトルリンが配合されている。シトルリンは体内でアルギニンに代わり、一酸化窒素を発生させて血行を改善し、パフォーマンスを高めたり筋肉の増強を促進したりといった効果が期待できる。アンモニア除去による疲労回復効果も起こるだろう。

■ベタイン配合
Precision EAAにはベタインも配合されている。ベタインはTMG(トリメチルグリシン)とも呼ばれ、脂肪肝を抑制したり胃液の酸度を調整したり、体内のクレアチンレベルを高めたりといった作用がある。
またホエイプロテインを多く飲む人は「ホモシステイン」が発生しやすく、動脈硬化を促進したりタンパク合成を邪魔したりする可能性がある。しかしベタインはホモシステインの害を抑える作用があり、動脈の健康を保つとともにタンパク合成をスムーズにして筋肉を増やしてくれる効果が期待できる。
さらにベタインを摂取することによって体組成が改善されたり、筋力・持久力が増加したりという報告も数多く存在する。(※6, ※7, ※8)

■ナイアシン配合!
糖質や脂質、タンパク質を体内で利用するためには「ナイアシン」が補酵素として必要となる。そのためナイアシンを摂取することにより、エネルギーがスムーズに合成されるわけである。
またナイアシンはトリプトファンから合成されるため、ナイアシンを摂取することでトリプトファンの節約にもなる。さらにナイアシンの持つ血行改善作用はトレーニング効果を明らかに高めてくれるだろう、
またナイアシンにはGPR109Aと結合することによる炎症抑制、抗酸化などの作用も期待できる。

■バイオペリン配合!
バイオペリンは黒コショウ由来の物質で、P糖タンパク質に作用してアミノ酸の吸収を高め、体内でうまく利用できるようにしてくれる。

■Precision EAAの摂り方は
Precision EAAはトレーニング中に飲むことで、もっとも効果を発揮することができる。
●トレーニング中のドリンクとして25g(EAAとして15g)(付属のスプーン2杯半)を
入れて多めの水に溶かし、トレーニング中に飲み切るようにしてください。
●次にお勧めなのが起床直後だ。起きてすぐに7g(付属のスプーンで約0.7杯)ほどを飲むことで、体内の環境が「筋肉をつくれ!」という方向に向かうようになる。
●減量中の方はPrecision EAAを食間に7g、(付属のスプーンで約0.7杯)一日3回ほどに分けて飲むと良いだろう。減量に伴って起こりがちな筋肉量の減少を防ぐのに大いに役立ってくれるはずだ。
●上級者の方はクレアpIと!
トレーニング上級者の方はトレーニング中のドリンクとして「Precision EAA + クレアpI」のミックスをぜひ試して欲しい。1リットルの水にPrecision EAAを25g、(付属のスプーン2杯半)クレアアpIを50g(添付のスプーン3杯)溶かしてトレーニング中に飲み切る。トレーニング効果の最大化を約束しよう。

※1:
Increased rates of muscle protein turnover and amino acid transport after resistance exercise in humans.
Am J Physiol. 1995 Mar;268(3 Pt 1):E514-20.

※2:
A role for tryptophan in regulation of protein synthesis in porcine muscle.
J Nutr. 1988 Apr;118(4):445-9.

※3:
Effect of dietary tryptophan on muscle, liver and whole-body protein synthesis in weaned piglets: relationship to plasma insulin.
Br J Nutr. 1991 Nov;66(3):423-35.

※4:
"Importance of serotonin (5-HT) and its precursor l-tryptophan for homeostasis and function of skeletal muscle in rats. A morphological and endocrinological study." Acta histochemica 117.3 (2015): 267-274.

※5:
The aromatic amino acid tryptophan stimulates skeletal muscle IGF1/p70s6k/mTor signaling in vivo and the expression of myogenic genes in vitro.
Nutrition. 2015 Jul-Aug;31(7-8):1018-24. doi: 10.1016/j.nut.2015.02.011. Epub 2015 Mar 17.

※6:
Effects of betaine on body composition, performance, and homocysteine thiolactone.
J Int Soc Sports Nutr. 2013 Aug 22;10(1):39. doi: 10.1186/1550-2783-10-39.

※7:
Effect of betaine supplementation on power performance and fatigue.
J Int Soc Sports Nutr. 2009 Feb 27;6:7. doi: 10.1186/1550-2783-6-7.

※8:
The effects of chronic betaine supplementation on exercise performance, skeletal muscle oxygen saturation and associated biochemical parameters in resistance trained men.
J Strength Cond Res. 2011 Dec;25(12):3461-71. doi: 10.1519/JSC.0b013e318217d48d.


山本 義徳

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